大切な人への贈り物としておすすめのペアウォッチ。
パートナーと、これからも永い時を一緒に刻もうというメッセージを込めて。
ペアウォッチが2人の絆を紡いでくれるようで素敵だと思います。
だからこそ、永く使えて廃れない、本格的な腕時計を選びたい。
今回はそんな方のための特集です。
世界一の腕時計王国、スイス産のブランドを予算4~10万円の範囲でセレクトしました。
創業から160年以上経つ老舗ブランド、数奇な歴史を持つ遊び心あふれるブランド。
これから先の人生のお供にしたい一品を探してみて下さい。
創業160年超えの老舗ブランド「TISSOT(ティソ)」
Tissotは1853年に世界一の腕時計大国、スイスで生まれた腕時計ブランドです。
アパレルブランドではなく、歴とした腕時計のメーカーです。
それだけあって、その技術と品質も群を抜いています。
ムーブメント(時計の内部機構)が自社生産というのも腕時計メーカーならではですね。
(アパレルブランドの腕時計は、内部機構は外注生産であることがほとんどです)
スポーツ競技の公式タイムキーパーが使う時計として採用されているのも、品質の裏付けです。
これだけ高品質でありながら、価格は比較的リーズナブルです。
コストパフォーマンス最強ですね。
アパレルブランドの時計はもう卒業したいという方は、Tissotのペアウォッチを検討してみてはいかがでしょうか?
Tissotで一番人気のEverytime(エブリタイム)
“いつでも”という名の通り、普遍的で廃れることがない洗練されたデザインです。
レザーベルトだとより印象がかなり変わります。
クラシックな雰囲気になりますね。
クロノグラフ(文字盤の3つのメーター)には、時計メーカーの技術が詰まっています。
こちらもTissotで人気が高いHeritage Visodate(ヘリテージ ヴィソデート)
デザイン性に富んだHeritage(ヘリテージ)もおすすめです。
アレが腕時計に!?ちょっと変わった歴史を持つ「MONDAINE(モンディーン)」
くっきりしたインデックス(メモリ)、ぱっと目に入る赤色の”●“。
既視感を覚えた方もいるかもしれません。
何とモンディーンのルーツは、駅構内の時計です。
スイス人デザイナー、ハンス・ヒルフィカー。スイス現代史に残るデザインを生み出した人物。
ハンスは1932年、SBB(スイス連邦鉄道)に技術者として着任しました。
それまで、鉄道の時計はそれぞれが独立して動いており、時間の差が運行に支障をきたす問題を抱えていました。
スイス全ての駅の時計を同期させるための技術開発が、ハンスの任務だっだのです。
そうして生まれた”ステーション・クロック”により、スイスの電車は正確に運行するようになりました。
それから1986年、モンディーン社のオーナーであるバーン・ハイムは、新しい時計のアイデアを探していました。
消費者の嗜好がよりシンプルなデザインのものへと変化していく中で、ステーション・クロックが腕時計にぴったりなのではといアイデアに行きついたのです。
そして、モンディーン社とスイス国鉄のコラボで生まれた「オフィシャルウォッチ」。
これが今のモンディーン社の腕時計のルーツです。
後年、ハンスは語りました。
“駅の時計が腕時計になるなんて、まるでジョークみたいではありませんか”
・エッセンス 41mm, 32mm ペア価格39600円 (単価19800円)
モンディーンの魅力が詰まり、かつお求めやすいモデルです。
腕時計としては珍しい、フェルト生地のベルト。
可愛いですね。
ペア予算は50000円です。
・Evo2 40mm, 26mm (ペア予算67000円)
ペアで色を変えるのもおすすめです。
ずっと使いたい、お気に入りの組み合わせを探してみて下さい。
メッシュベルトだとより高級感がありますね!
ペア予算は71000円です。
・レイルウェイ ステーションクロック 75周年記念ウォッチ(ペア予算64000円)
今でもスイスの3,000箇所以上の駅に設置されている「スイス レイルウェイ ステーションクロック」の75周年記念のペアウォッチです。
長い歴史は高品質の証!
いかがでしたか?
ブティックに置いてあるような高級腕時計は、そのほとんどがスイス製です。
今回はその中でもお求めやすいブランドをピックアップしましたが、
それぞれ歴史と実績がありました。
それらは、本物の品質の証です。
私自身も、そういった信頼のできる時計を相棒に選びたいと思います。
自分の琴線に触れる腕時計を、ぜひ探してみて下さい。
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